ご多分に漏れずYouTubeをみる。どの動画も、お決まりのように「チャンネル登録、いいね、高評価お願いします」というフレーズを入れてくる。素直な僕は、あと3回くらい同じ人の動画に接したあと、ようやくチャンネル登録したりする。まぁ、別に不思議なことはしていない。と思う。
不思議なのは、そうやってチャンネル登録しているはずなのに、自分のYouTubeのアプリ上ではそうやってチャンネル登録しているはずのチャンネルの動画がさっぱり出てこないこと。むしろ、最近検索したキーワードに関連する動画や、うっかり見てしまった動画に関連する動画ばっかり出てくる。要するに大してみたくもないものばっかりが出てくる。
まぁ、毎日動画を更新するなんてのはできないのでチャンネルの更新がしばらくなかったり、生き馬の目を抜くような業界ですからエタっちゃう場合もあるよねみたいに思ってたんだけど、どうもそうではないっぽい。
そういう予感がしたので、自分がチャンネル登録しているYouTubeのチャンネルを抜き出して、その動画更新をRSSで受け取れるようにしたところ1日で50本以上の動画が更新されている。登録したチャンネルが約300チャンネルくらいなので、そのうちの1/6くらいが更新してた(1チャンネルが複数回更新している場合もあるので、あくまで目安)。
はて、そうなると今、僕のYoutubeに表示されている動画ってのは一体何なんだろう。僕が見たいとチャンネル登録した動画は闇に消え去り、全く見たくもない動画ばかりが上がってきているじゃないか。
いや、もちろん、YouTubeには登録チャンネルの更新を見る機能があることは知っていますし、それを見ることもありますが、それにしたって、という気持ちになりますよね。
っていうか、この話、このあいだ読んだメタクソ化の話ですよね。当初は善良だったプラットフォーマーは、ある時から独占者になり、ユーザーを、サプライヤーを、誰もかれもを製品として扱うのだ。

世知辛い世の中です。