変わりゆく情報発信 – 新しい情報発信のセカイ-

イベントに参加した

日時
: 2010年03月21日(日)

場所
: アクア博多 1F AQUA HALL

uStream:http
: //www.ustream.tv/recorded/5604701

講師:林 氏 (@nobi)

他の講演
: [2010-03-23-8]

本人の到着が遅れている旨を杉山 氏がアナウンス → アナウンス終了に合わせて登壇という流れから始まりました。
全体的には、Twitterの紹介とそのインパクトについてがメイン。事例紹介やアプリ紹介も面白く盛り込まれていたけど、その辺は割愛しています。

12年前と比べて、日々触れる情報の量は637倍にも膨れ上がっている、いうなれば「情報大洪水の時代」。そのような時代に、興味関心という軸にある「検索」だけでは対応しきれない。

「Time」、「Social Graph」、「Location」の3つの軸が大切。そしてTwitterはそれを満たすツールである。

Time

鮮度と共時性がRealtime Webを生む。Blogなどと違いTwitterは呟かれた直後から広がっていく。

Blogなどでは、記事の作成に数時間、公開して検索対象になるまで数日かかることもしばしばだが、Twitterでは呟くまで数十秒、数分後には検索対象にまでなる。
※ Blogとそれ以前のWebの大きな違いは時間軸の捉え方といえる。Blog以前は古いものから新しいものの順に情報を提供していたが、Blog以後は新しいものから古いものの順に提供している。

共時性の観点からテレビやラジオなどと非常に相性がいい。

Social Graph

従来の検索や推薦(レコメンド)は、個人の嗜好やコンテキストをを勘案するところまで至っていない。Twitterでは、それらを踏まえて、人が情報を推薦してくれる。これらは、親密な人たちからの人間味のある情報提供なので、信頼される。これが口コミ、バイラル、Conversation Marketingなどと呼ばれる現象。

Location

Twitterは、「自分の周りで何が起きているかを知るツール」である。例えば
-地域の情報
-家の電力
http://greenz.jp/2009/10/22/tweet-a-watt/
-体重
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/12/news025.html
-観葉の状況
http://japanesh.engadget.com/2008/10/30/plant-twitter/

iPhoneとTwitter

互いに相乗効果をもたらしている。Twitterの利用がPCメインだったころは、室内・PCの前からアクセスできる情報がメインだったが、iPhoneからの利用が増えることでTwitterは外で利用されるようになった。
そして、次第に人に身近なことや街の情景などが呟かれるようになるにつれて、Twitterと現実世界がオーバーラップしてきている。たとえばhttp://foursquarh.com/とTwitterのような使い方も行われている。

Twitterが現実世界とオーバーラップするにつれて、次第に「人々を行動に駆り立てる」ものになりつつある。

uStreamとTwitter

uStreamとTwitterは相互に連携し、一種のSocial Streamを形成している。また、uStreamの利用例として、会議をuStreamで中継し、参加者といっしょにブレインストーミングを行うという事例もある。これは閉じられた人だけで会議やアイディアを出すのではなく、知恵を外に求めるクラウドソーシングと呼ばれる。

ユーザからのフィードバック

ユーザからのフィードバックを受けて、様々にカイゼンしていくのは重要。twitterはユーザとの接点をもつための道具にもなりうるし、Twitter自身もそのようにして大きくなってきている。似たような例ではApple Storeなどもユーザからのフィードバックを受ける仕組みを準備している。
実はサポートを外に出すのは機会損失かもしれない

これからTwitterをはじめるなら

-はじめは呟かなくてもよい
–情報リーダーとして
-呟くようになるとTwitterの世界は大きく変わる

@hokayanの法則「情報はGive And Take」

Twitterを使うからといってROIがあがるとは限らない

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