昔からお話を作りたい欲というのは昔から少なからずあって、とは言ってもなんの当てもないなぁと思ってたところに出会ったのがストーリーキューブス。
まぁ大枠で言えば、何らかのアイコンが割り振られたサイコロをN個振って、出た目に書いてあるアイコンから発想して物語を作るという子供向けの知育玩具なのです。で、ぱっと見のやり方には9個のサイコロを振って、出た目に書いてある9個のアイコンからストーリーを作りましょうなんて書いてあるのだけど、結構難易度が高い。そんな9個も要素を使った物語なんてよく思いつかない。で、仕方ないからサイコロは3個にして遊んでいたりする。
このブログの記事にもそうやって作った?小話をいくつか書いてたりするんだけど、なんかこう、それっぽいやり方とかないのかなぁッと思ってて見つけたのがこれ。「三題噺」。
元来、トリを取れるような真打ちだけがやったもので、客席から3つ「お題」を出してもらい即席で演じた。 出して貰う「題」にも決まりがあり、「人の名前」「品物」「場所」の3つで、どれかを「サゲ」に使わないといけなかった。 初代三笑亭可楽が始めたとされており、幕末には盛んに行われた。三題噺を元にした演目の代表作としては『芝浜』が挙げられる。三遊亭圓朝がある時の寄席で挙げられた題目が「酔漢」「財布」「芝浜」の3つで、これを題目として演じたのが『芝浜』の原形といわれている。この他『鰍沢』も三題噺を元にした演目の代表作である。 三題噺落語の創作には、かなりの発想力やセンス、またそれを演じるための技術が求められるため、誰もができるわけではない。近年では、三遊亭白鳥や柳家喬太郎などのほか、柳家わさびなども定期的に三題噺を演じる会を開いている。 現代では、落語のみならず、漫才やトーク番組などでも応用されて用いられている。また、大手マスコミ等の採用試験の問題として出題される。 三題噺 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%A1%8C%E5%99%BA
Wikipediaを見ると、どうやら落語の一形態のようで、客席からもらった3つのお題から即興で落語を作るというものらしい。なんとなく自分がやってたことに近いし、なんか3つってのもお揃いな感じがある。ただ、どうもこの3つの選び方っていうのには決まりがあるらしく、「人の名前」「品物」「場所」の3つで、どれかを「サゲ」に使わないといけないらしい。サゲってのは要するにオチ。
っていうか、『三遊亭圓朝がある時の寄席で挙げられた題目が「酔漢」「財布」「芝浜」の3つで、これを題目として演じたのが『芝浜』の原形といわれている』って書いてあるけど、あんな話を、そんな即興でできちゃうってどういうことなの、すごくね?
さて、なるほど、出てきた目のアイコンの解釈を今までは適当にイメージしてやってたけど、それぞれ3つのテーマに割り振ってしまうといいのか。ちなみに、Wikipediaでは「人の名前」って書いてあるけど、どうやらこれは「登場人物について」くらいの意味らしい。流石に人の名前だと使いみちがないだろう。まぁ、次に暇々考えるときには、この三題噺のことを思い出して、ちょっと試しにやってみようかな。あれもぼんやり考えるだけならいいんだけど、いざ文字に起こそうとすると大変だからいつになることかわからないけどね。