紙の書類。自由に書き込めたり手軽に持ち運べたりと自由度が高いのですが嵩張るのが玉に傷。しかも、ちょっと参照したいだけのリファレンスやマニュアルなんかもパソコンでは読みづらいせいかついつい紙に出力して読んでしまいます。一昔前、笑い話だったEメールを印刷して読むおじさんってのもあながちバカに出来ません。
ってなわけで、この間からEvernoteとiPadを使って紙を使わないよう心掛けています。と言う今更な話。
やりかた
EvernoteをインストールしたパソコンとiPadがあればOK。ちょっと印刷したいドキュメントを開いて、メニューのプリントからEvernoteを選択すれば自動的にEvernoteにアップされます。後はiPadからEvernoteの同期をかければ手元で自由に見ることが出来ます。
環境に応じて予め設定が必要です。
Windowsでの設定:http
: //r.nanapi.jp/1768/
Macでの設定:http
: //netafull.net/iphone-app/030052.html
メリットとデメリット
まぁ、本題はここで終わり。この方法のメリットとデメリットはこんな感じ。
メリット
-iPadを母艦につなぐ必要はない
-通常の印刷と同じフローで実行できる
-PDFなので、ファイル形式や内容に依存しない
-A4が比較的普通に見える
-一旦出力しておけば後で検索できる
-嵩張らない。重たいけど
-カラーで見れる
*** デメリット
-iPadが重たい
-ディスプレイの関係上長くみると疲れるかも
-フリーハンドで書き込みができない
-読んでいる最中はフリーハンドじゃなくてもメモが取れない
-人にあげられない。メールはできるけど
-リジューム(続きから読む)機能がない
-高い、重たい
終わりに
さて、どんなもんでしょう。メリットとデメリットを比較すると正直デメリットの方が大きいように感じます。特にiPad単体のコストと、メモを追記することができないと言う点は致命的です。明日から即紙の代わりと言われてもだいぶ無理があるように感じます。まぁ、金槌を持つと云々。
個人的にはちょっとした印刷物が激減したのがかなりいい感じかもしれません。また、A4サイズがそこそこ読めて、一旦出力しておけば後から検索できるというのも素敵です。ただ、このためだけに一から準備するとどの位でペイ出来るようになるのかは謎ですし、一般のご家庭でなにかを印刷する用途がどの位あるかも大いに不明なところです。
蛇足の蛇足
できれば今のiPadのサイズそのままで、重さと厚さと値段が半分になってくれれば良いと思うのですが、世間様では7インチが流行りの様子ですので、少し残念な心持ちです。
本当は同じように印刷の代替として使える両面使えて10枚綴りくらいの電子ペーパーが普及してくれればいいのにねぇ