仕事では随分前からiPad+Evernoteを使っている。今までの議事録だったり資料だったりはEvernoteに放り込んでいるので、それを見ながら打ち合わせをするわけだ。
しばらくはEvernoteは参照でしか使わずに、メモ自体は手帳に書くようにしておいて定期的にスキャナで取り込むというフローでやっていたのだけど、この間Bluetoothのキーボードを買って以来、メモもiPadで取るようにし始めた。
一見デジタル感があっていい感じだったんだけど「Evernoteで過去のノートを見ながらメモをとるのが難しい」という問題に直面。なにせWindowsなどとは違ってEvernoteを別ウインドウで並べたりもできない。おかげでメモを取る画面と過去のノートを見る画面を行ったり来たりと非常に面倒くさい事になってしまった。
で、ふと冷静になって考えるに、メモを取るアプリがEvernoteである必要はないんじゃないかということにたどり着いた。要するにiPadでは同一のアプリを並べることはできないけど別アプリなら可能、ならば参照用のEvernoteとメモをとるように別のアプリを準備すればいいんじゃね?って話。
気がついてみれば、当たり前の話なのでなんだろうと思わなくはないけど、これでずいぶんと楽になった。また、画面を分割するSplit Viewだと、そもそものディスプレイのサイズが小さいので並べるとそれぞれが小さくなってしまう。
なのでメモを取るアプリはSlide Overにしておくと過去のノートの表示が大きいままで参照できる。特にウインドウを左に寄せてしまうとEvernoteの左ペイン、ちょうどノートの一覧のところに絶妙にかかるので便利。
ちなみに、メモを取る法のアプリはGoogle Keepを使っていて、メモを書き終わったらEvernoteに転記するようにしている。それもまた面倒な話だなぁ。