日時
: 2009年7月22日(水)
会場
: ホテル日航福岡 3F 都久志の間
スピーカー
: TIS(株)SonicGarden カンパニー長 倉貫 氏
概観
全体的な内容はRubyとあまり絡まず、SaaSとして立ち上げたオープンソースSNSのSkipの開発エピソードや、組織内での立ち回りを含めたモチベーションの創造などがメインに。
オープンソースSNS Skipについて
システムインテグレータのTISが社内ベンチャーとして立ち上げたオープンソースSNS。開発の当初は隠れプロジェクトの一つだったが、最終的にはオープンソースとしての公開、SaaSとしての商品化にこぎつける。
類似のものとしては、Beatbox、OpenPNEなど。
Ruby + オープンソース + SaaS + SNS
Skipのシステム構成
SaaSとして提供しているサーバは、AmazonのEC2を使って構築。初期投資やコストをかけられない社内ベンチャーには適している。
アジャイルとRubyは親和する
Ruby on Railsを使うと、生産性が上がる?
↓
従来のウォーターフォールモデルとRubyを組み合わせてみると、特に生産性が上がるわけではない。
Ruby on Railsのメリットは「保守性>>>>生産性」
SaaSの特徴は「保守性>>>>生産性」。サービスを開発するより、維持増強していくことが重要になるため、Ruby on Railsと相性がよい。
アジャイル開発の特徴を踏まえると、Ruby on RailsやSaaSと相性がよい
-人にフォーカスする
-少人数
-モチベーション
モチベーションの維持
-組織内の調整はRPGと思え
–手近なところで経験値をため、ボスに挑む
-社外のコミュニティへの参加は重要
–ロールモデルに出会える
–モチベーションを高められる
自分の認識を変える。自分から変える
現状に不満があった時、変わるのを待っていてもしょうがない
Social change starts with you.