日時
: 2009年7月22日(水)
会場
: ホテル日航福岡 3F 都久志の間
スピーカー
: 最首 氏
概観
RBC代表の最首氏によるRBC(http://rubybizcommons.blogspot.com/)のこれまでの活動の報告と、3年目を迎える今年の活動の目標についての紹介。
個人的にはRBCは、今まで一回しか参加していないので今後は参加していきたいなぁと思っています。なかなか思うように動かないのですが。
RBCの活動について
-学びの場(勉強会)
-実践の場(Ruby Gallary)
-普及の場(Ruby Gallaryの将来構想)
イケテル~勉強会
月に一回程度、大きくプログラミング的な側面とビジネス的な側面で活動を行っている。
–プログラミング的な側面
—Rails、Merb、クラウド
–ビジネス的な側面
—ビジネス
勉強会の内容や講師も、ボランティアで準備。福岡のRBCで作成した勉強会コンテンツは、他地域でも展開。全国的にも認知されている。
コンセプト
-初心からやる
–単に座学ではなく、自分で体験する(PCを持参し、セットアップから)
-相互に学ぶ
–教える側はボランティアで教える
—教わる側はいずれ教える側に回る
RBCインキュベータ
コンセプト実現のひとつとして、「RBCインキュベータ」という取り組みを行っている。
-Rubyに関する相談・質問場所
-ボランティアで運営し、みんなで相談・回答する
-解決率100%
OSSの開発
具体的な話には触れてなかったが、RBCとしてOSS的なものへも取り組んでいる様子。
RBCの現状 2009年7月現在
メンバー
: 663人
勉強会参加者
: 1000人(重複含まず)
-RBCは、現時点では任意団体
-今後はより大きな活動も進めて行きたいが、正直任意団体では難しい
–他地域に勉強会コンテンツを展開しているが講師の旅費を出すのも難しい
RBCの今後の方向性
現在、NPO化するように行動している。
例えば、RBCではTシャツを作っている。RBCの活動に共感、応援してくれる人はTシャツを買ってくれると嬉しい。
売り上げはRBCの活動に使っていただける様子。
RBCが現在取り組んでいるRuby Gallaryプロジェクト
RBCでは、いくつかの会社と合同でRuby Gallaryプロジェクトを進めている
–イーシー・ワン
–キューデンインフォコム
–Fusic
前提:日本のソフトウェア業界を取り巻く状況について
-いいニュースはあまり無い
–中国など、海外からの進出
–日本の人口低下などによる市場規模の縮小
-世界規模で見ると人口の増加と市場規模の拡大
そういう状況ならば、
-世界への進出を
-小資本でも世界と戦える場を作りたい
そのための活動の一環としてのRuby Gallary
Ruby Gallaryプロジェクト
開発者などへクラウド+仮想化環境を提供しより柔軟な活動をサポートしたい。
-大規模なSocialクラウドを準備
-クラウド上に仮想環境を構築し会員などへ提供する
-より開発にかかる敷居を減らす
今後の展開として
-より高信頼性のおけるデータセンターへの移行もサポート
–サンドボックス的にクラウド上で開発
–軌道に乗れば、仮想環境ごと信頼性の高いデータセンターなどへ移行
–世界を股にかけたデータセンター間の連携も視野
–シームレスな開発、リリース、スケーリングをサポート