日程
: 2011年10月23日(日)
登壇者
: 田中 氏、庄司 氏、和崎 氏、日山 氏
動画
: http://www.ustream.tv/recorded/18048701 (15分頃から)
3つの分科会が合流してそれぞれでの議論をまとめた
第二分科会・災害時の地域SNSの活用について
登壇者
: 和崎 氏
動画
: http://www.ustream.tv/recorded/18048701 (15分頃から)
生存、共生、活性という軸を主体としたVitae System Model(生命体モデル)というものがある
災害に対して
・日常からコミュニティをつくることが大事
・コミュニティのコミュニティをつくるのは大事
・災害時に「いきなり」何かをはじめることは難しい(事前に準備が必要)
提言
・1.17ネット防災訓練をやろう
・消防団のような「情報団」を組織化していきたい
ネット防災訓練について
[2011-08-26-1]でも同じような提案がされていた。
やっぱり、こういう取り組みは重要なのだと思う
災害に備えていたIT組織が少なかった
・Googleなどのグローバル企業では、過去の災害への対応の実績があり、迅速な対応が可能になった
・sinsai.infoでもハイチの地震の際に使われたUshahidiを使うことで、迅速な展開ができた
ただし、多くの組織ではITを使った緊急時のフローは存在しない
「IT防災訓練」を!!
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情報団について
・平時と災害時に地域情報を中心的に発信する組織を
・情報の空白化を防ぐ
・地域の情報団同士のネットワークを作る
・平時の情報発信も重要
・そのためには既存の地域組織(自治会など)との連携も重要
まとめ
・地域SNSは仲良しクラブだけではダメ
・非常時に備えるために
・役立つネットワーク(信頼を基板としたのネットワーク)へ
日本では一年に一回どこかで災害が発生するため、以下の2つのパターンを想定しておく必要がある
・自分たちが被災する
・周辺が被災し、自分たちが支援する
第三分科会・ITを活用した地域商品のPRについて
登壇者
: 日山 氏
動画
: http://www.ustream.tv/recorded/18048701 (38分頃から)
被災の経験から
・震災時、はあまり役に立たなかった
・日記やコメントなどを書いている場合ではなかった
・ネット、電話も止まる。通信も物も止まっている状況
SNSでは商売が嫌われる
・商品情報だけを出していくような一方通行はダメ
・商品情報+問題意識の提起の共有が大事。
SNSで生産者と消費者が出会うことで、共感が消費を産み、連鎖が始まる
第一分科会・地域SNSの盛り上げ方について
登壇者
: 庄司 氏
動画
: http://www.ustream.tv/recorded/18048701 (57分頃から)
コミュニティの新陳代謝が重要
・生まれるもの無くなるものを受け入れる
・ただし、つなげていくことが大切(「ある地域SNSサービスが」ではない。道具は変わる)
学生から
卒研で地域について研究している学生が多く参加していたので、彼等からの発表
・地域SNSは垢抜けた感が無い
・新陳代謝を恐れない
・若者は大事。どういう風にアピールするか
・Mixiなど大手SNSのイメージ
・身近な人とは元々すぐに会えるので、それとは違う人達とつながる
・既に参加しているコミュニティがMixi上にある
・人のつながりを増やす場。昔はMixi、今はFacebook
・スケールメリット
・アプリは面白い