基本情報
項目 | 内容 |
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*日程 | 12月03日 (土) |
*登壇者 | 孫 泰蔵 氏(MOVIDA JAPAN)、永田 寛哲 氏(ピクシブ)、杉山 隆志 氏(SIIIS) |
*会場 | 福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター |
*まとめ | [2011-12-12-8] |
Pixivについて
・日本発の画像をベースにしたSNS
・会員は370万人、うち40万人くらいが海外ユーザ
・200以上の国と地域から利用されている
・立ち上げから4年ほど
サブカルとコミュニケーション
日本のサブカルが世界に伝わる速度が上がっている
日本人はデフォルメが上手なので、絵が下手な人でも伝えられる。絵に対する敷居が低い
海外では写実的に書くので、絵が下手な人が書いた絵では伝わらない
初心者の参入障壁が問題になるので、様々な角度のランキングを準備し、初心者でも評価されやすい仕組みを構築している
一枚絵からストーリーや世界観が広がっていく。Pixiv内での二次三次創作など、ユーザ内で循環・触発される動きがある
・ブラックロックシューターなど
イメージレスポンス(ブログで言うトラックバック的なもの)などコミュニケーション的な機能も
ユーザの使い方を促進するように、予め使い方を規定しない
マネタイズとグローバル化
・無料会員の他に有料会員というくくりもあるが、機能的に大きな差はつけていない
・すべての機能を使って欲しいため
・それでも有料会員になってくれる人は、サービスが好きなので有料会員になってくれる
・グローバル展開について
・海外へのローカライズは言語だけの問題ではない
・例えば、台湾ではTwitterは流行っていない → Twitter連係だけではダメ
・海外に進出するハードルが日本では低くなっている
・場所の制約が減ってきている
・日本ではマネタイズがしやすい
・逆にマイクロペイメントの手段があまりない海外ではマネタイズは難しい
創作活動に必要なもの
・創作には寛容な場が必要だが、社会の情報化によってナーバスな(一種ヒステリックな)社会になりつつある
・情報が広がる速度が早い
・ユーザの声を聞きつつも、ユーザの言いなりにはならない
・裾野が広がることが大事