お酒を飲みたいという気持ちと睡眠不足との関係についての一考察

日記
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個人的に、日頃からお酒をかなり飲んでいて、これはいかんなぁと思うことが多々ある。もちろん、健康診断や献血に行くたびに血圧高いですねとか、生活習慣がとか、痩せろとか色々言われるのも、まぁむべなるかな。

とは言いつつ、実はお酒を飲まなくても割と平気だったりもする。現状は、毎日お酒を飲んでいるけど、お酒飲まないようにしようと思って、1,2ヶ月くらい飲酒を週1ペースに落としても特になんともない。別になにか禁断症状的なものが出るわけでも、お酒に対する渇望みたいなものが湧いてきて何も手がつかなくなるみたいなものもない。むしろ、本人の自覚的にも、お酒を飲まないと体の調子良いなみたいに思うくらい。

なんだけど、心の何処かでは、「あー、お酒かぁ、なんとなく飲みたいな」みたいな薄っすらとした想いは漠然としてあって、そういうのが重なるタイミングでお酒を飲んで、また飲酒習慣が戻るのを繰り返している。

で、昔から、この薄っすらとした飲酒欲ってなんだろうと思ってたんだけど、最近少しヒントが見えたような気がしたという話。

この飲酒欲、実は睡眠欲求と関係しているのではないだろうか。この間、ぼんやり休日を過ごしていると、すごく眠いタイミングがあった。その日は睡眠時間も短かったし、起きてから12時間以上経ってる日。で、眠いなぁっと思ってる頭の片隅で、お酒飲みたいなぁ、コンビニ行こうかなみたいな気持ちが湧いてきてた。

で、本人的にはここで二択。昼寝をするか、コンビニにお酒を買いに行くか。で、普段は夕飯の買い出しもあるし、ついでにお酒でも買ってくるかみたいなことをしていたんだけど、その日は外も暑かったし眠いので寝てしまおうと昼寝を選択。で、昼寝から覚めると、お酒飲みたい欲がさっぱり消えてしまっていた。

実は、普段お酒を飲まない時期は、寝入りが悪くなって眠れなくなるという自覚症状はあったんだけど、ここら辺、なんとなくつながってないかと思い始めた。別に真面目に考えてるわけじゃないけど、「眠い」と「飲みたい」あたりの感覚が混線していそうな気配がする。

例えば、「お酒を飲むと寝れる」と自分は捉えているけど、実はこれ「寝なきゃいけないのでお酒を飲む」の裏返しじゃなかろうか。睡眠時間をどう考えるかにもよるんだけど、「体が眠くないタイミングで寝ようとするためにお酒を飲む」。逆に「お酒を飲まないと、体が眠くないタイミングでは寝られない」が結びついているような。

実はこれが「普段お酒を飲まない時期は、寝入りが悪くなって眠れなくなるという自覚症状」の正体であって、これが常態化することで「眠くなる/睡眠を意識する = お酒が飲みたくなる」みたいな感じで自分の中でパブロフってるんじゃないだろうか

ただ、深夜3時くらいまで起きてても別に眠くない(いや薄っすら眠くはあるんだけど、どっちかというとつかれている感じ)と、その後朝起きて仕事帰りのタイミングの疲れ/眠さみたいなものの質の違いもあるのかもしれない。そう考えると、深夜3時くらいまで起きててもお酒飲みたくないってのと、仕事帰りに飲みたくなってコンビニに寄っちゃうところとかの違いがわかるのかもしれない。

じゃぁ、この知見をよりよい生活のためにフィードバックするにはどうしたら良いかというと、ちゃんと夜寝よう、眠いときは昼寝しようってことになる。次点では、仕事帰りに飲みたくなったら、とりあえずさっさと帰って寝てしまおう、かな。いや、無理でしょ、そんなの。

ただ、平日は難しくても、休日のお酒を飲みたい欲を抑える/ごまかすには十分な話なのかもしれない。飲みたくなったら、寝てしまえば良いのだ。あれ?なんかこういう話を何処かで読んだ気がするな、そのときは、お腹が減ったら寝てしまえだったような気もする。もしかして、寝るってのは、飲酒に限らず有効なのでは…。

他には、運動したりして気晴らしすると良いという話もあるけど、まぁそこはそれ。健康で文化的な最低限度の生活を自分の意志で成り立たせるには、自己認識とある種のごまかしが必要なんじゃないかな。と思うことにする。

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