カラスが道路を横断していた話

日記

片側一車線の道路をカラスが歩いて横断していた。いや、飛べよ。別に何かを探している様子でもないけど、なんかトコトコ歩いてる。

向こうから車が来る。するとカラスはトットコトットコトと早歩きになって道路を半分横断、半分すぎたところで歩速を落としてトコトコ。車は通り過ぎて、カラスも無事横断。いや、飛べよ。

なんというかカラスは頭がいいなと思う。もちろん、向かってくる車が自分を襲うものではないこと、直線に向かってきていて自分との距離と移動速度を勘案してどのくらいの速度で移動すればぶつからないか。なんてことは当たり前に理解している。これが分かっていないやつは大体飛んで上に逃げる。

さらに、道路の半分を渡ったところで速度を落としたということは車が車線の上を通ること、どちらの車線を通るのか、自分が車が通る方、通らない方どちらの車線にいるのかというのを理解しているように見える。

もう一つ言えば、このカラスが同じ通りを延々とトコトコ歩いたり観察したりしているとも思わないので、いろんなところで見た過去の様々な車の挙動から学習して、それに依拠した行動をとっている。

これは人間世界の交通ルール的なものをぼんやり理解している(自覚のあるなしに関わらず)と言えるのではないだろうか。生き物って賢いな。

っということを思ったのは、そのしばらく前。片側一車線の道路を走って横断していた中学生が車にクラクションを鳴らされてるのを見たのがきっかけ。もしかするとカラスの方が中学生より賢い可能性も…。

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