こういう話はネガティブな関して受け取られそうなんだけど、まずは記録に残しておくことに。
前段、その背景
しばらく前に家族が亡くなった。ある程度落ち着いたときに思ったのは、これは面倒なことになったぞということ。
なにせ本人のことを一番知っている人がいなくなったので色んなことがわからない。色んな口座があるけど使い分けは?なにがどこから引き落とされてるの?カードもいっぱい、保険の連絡先は?ほんとに良くわからない。仕方ないので色んな書類をひっくり返しながら推測していったりする。
交友関係も良くわからない。多分仕事先の人だったりするんだろうけど直接知らない人たちなのでどうするか。幸い仕事仲間の人が取りまとめてくれたから良かったものの、そうでなければ流されるままだったんじゃないかな。
幸か不幸か不動産や面倒な相続はほとんど無かったのでそこまでの修羅場にはならなかったけど、いろんな意味で大変だった。
今回の場合、存命中にある程度準備してくれててこれだから、ほんと突発的に亡くなったりしたら目も当てられないことになったと思う。
エンディングノートを書こう
で、ずっとそのことが気になってたんだけど、エンディングノートを書いておけば混乱をある程度防ぐことができるんじゃないかなと思い立った。で、見つけたのはコクヨのヤツ。
コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2010/09/01
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なにかと比較して買ったわけじゃないけど、ある程度まとまってた感じだったし、何もないよりは書き始めたほうが良いのではと思ったのでエンディングノート作りに着手した。
内容としては、自分の仕事や住所の履歴、親族の名前と連絡先、友人関係、銀行の口座やクレジットカード、保険各種、不動産や相続の対象となるもの、葬式やお墓に関する意思表明なんか。なんとなく前もって思ってた項目は大体入ってるんじゃないかな。
書いてみた
とは言っても、自分自身は人付き合いもそんなにないし、価値のあるものや相続なんて特にないので、さらさらと書き進める。
あと、こういうものは自分だけが書いても仕方ないので家族にも渡して書かせておく。渡す前は変な風に取られるかなと思って少し気が重かったけど、いざ渡してみるとすんなり同意してくれた。多分、大変さは向こうのほうが上だったから。
その効能
一見するとネガティブに見えるエンディングノートの準備だけど、自分自身の振り返りや家族のことを知るという意味では別の意味でいい効能があるんじゃなかろうか。普段はそういう話はしないからね。
問題は1回書いただけじゃなくて、これを定期的に保守しないといけないということ。これは定期的な見直しをスケジュールしないといけない。まぁ、それは来年くらいかな。正月くらいの定番にしてもいいかもしれない。