プロローグ
この間、とある人と取った写真の整理について話をしてた。その人は、取った写真は手元のパソコンに取っておきたいし、できれば形のあるDVDなんかや印刷して”もの”として管理したい。取っておく写真も整理していい写真だけを残しておきたい。お気に入りのアルバムを作りたい。というようなことを言っていた。
僕はそれに対して、今どきの写真管理とは…と講釈をたれていた。曰く、手元のパソコンはいつ壊れるかもわからないからクラウドに置くんだ。曰く、そうすれば誰かと共有するのも便利だし、大きな画面で写真も見れる。曰く、勝手にいい具合にまとめてくれるからいちいち手動でアルバムを作るなんてことはしないんだ。曰く、気に入った写真はスターなり何なりを付けておけば良い。曰く、曰く、曰く。
我が身を省みろ。特に音楽について
僕は今、YouTube Premiumに入っている。YouTube に広告が入らないし、バックグラウンドで再生もできる。普段はしないけどオフラインの再生もできる。それに加えてYouTube Music Premiumもついて来る。安いなぁとは思わないけど、まぁまぁそれなりに使う頻度と使ったことによる省時間化はできているので、それはそれ。
で、今回は音楽。つまり、YouTube Music。振り返って、どんな使い方をしているか。気になった曲を検索してライブラリにアルバムを追加、それ以外にも昔からの音楽ライブラリや別のサービスで購入したデジタル音楽ファイルをアップロードしたりもしているな。プレイリストに振り分けて、聞くときは自分で聞くプレイリスト選択してシャッフルして聞いている。あれ?自分の言っていたことと、自分のやってることが違くないか?
この音楽の管理は今はYouTube Musicでやってるけど、その元々はiTunesでやっていたことの流れをそのまま続けているだけ。もしかすると音楽について、自分は00年代の管理方法を後生大事に継続しているだけなのではないか、もう2000年代が始まって20年以上立ってるんだぞ。なるほど、だからSpotifyに馴染めなかったのか。自分は古いやり方に縛られていたのだ。これではいけない、これはいけてないんだ。っと勝手に思い始めた。
とりあえず初期化してやり方を変えろ
このままではいけないということはわかったけど、どうしたもんだろう。いくつかのポイントがあると思う。今まで書いてきたポイントを整理するとこんな感じ。
- クラウドにある曲を聞く。手元の音楽ファイルは一旦ポイだ
- プレイリストなんか作らない。流れてくる曲に身を任すのだ
- ライブラリなんか使わない。いい曲は流れてくるのだ
- いい曲は評価する。評価した曲と似たような曲はきっといい曲なのだ
そうなるとやるべきことは見えてくる。まずはYouTube Musicにローカルからアップロードしていた曲はすべて捨てる。もちろん、捨てる前にGoogle TakeoutからGoogle Driveにエクスポートは忘れずにしておこう。
次は、今までの古いやり方でやってきた履歴をすべて削除してく。プレイリストとライブラリに登録されていたアルバム、曲はすべて消す。高評価をつけていた曲は評価をすべて外す。再生履歴はすべて消す。ひとまず関係しそうなものはすべて消してしまう。
こうすることで”比較的”クリーンになった環境が準備できるはず。もちろん、今まで使っていた分をGoogleが学習した結果は消えないけど、まぁそこまではこだわらなくてもいいだろう。
流れに身を任せるのだ
次は学習だ。YouTube Musicや他のサービスには初めて使う場合に好きなアーティストを初期登録するフェイズがあるのでそれをやってみる。ふむふむ…、いや全然知らなかったり、曲を聞いたことない人ばっかりやな。聞いたことがあったり、何曲か曲を聞いている人もいるけどアーティストとして好きかと言われると、うーん、そこまでではないよな。その人の全部の曲を聞きたいわけでもないしなぁ…。これは諦めよう。
仕方ないので、YouTube Musicにあるミックス、プレイリストを適当に再生しながら良さそうな曲が流れてきたら高評価、いまいち好きになれそうにない曲は低評価、特になんとも思わなかった曲は…何もしなくて良いのかな。
これからなんとなく音楽を聞きたいなぁっというときは、このミックスと勝手にできているプレイリストを聞けばいいはず。聴きたい曲があれば検索して聞く、よければ高評価する。そうすると不思議な仕組みによって自分の好きなor好きそうな曲が勝手に流れてくる様になるはず。きっとそれが当世風の音楽の楽しみ方なのだ。多分そうだ。と信じよう。
続きはあるのか?
という感じで、勝手に自省してやり方を変えてみたけど、ほんとにこんなやり方でいいんかね。全然よくわからない。今は古い感覚が残っているので好きな曲を集めたプレイリストを聞きたいとか、アルバムのカバーを並べたいとか思ったりするけど、まぁ、しばらくはこういう使い方も良いのかもしれない。
ところで、YouTube Musicで聞けない曲はどう聞けば良いんですかね?手元に音楽ファイルはあるんですけどね。