<パネルディスカッション>その仕事楽しんでる?「プログラミングの楽しさと仕事としてのプログラミング」 – Webデベロッパの祭典@福岡

イベントに参加した

日時: 2009年1月31日(土) 17:00~18
: 30

会場: アクロス福岡 13:00~14
: 00

パネリスト: 橋本 健太 氏、米林 正明 氏、万野 潤二 氏、藤井 彰人 氏、<モデレータ>馮 富久 氏

概要
: http://www.pasonatech.co.jp/event/index.jsp?no=1084

個人的に気になった話を要約

Javaが注目されている

-米林氏)JavaAppletとFlexは注目
-藤井氏)プログラミング言語の今後は、マルチコアへの対応が注目
-藤井氏)一つの言語だけではなく、複数の言語を知っているほうがよい。一つの言語が30年続くのは難しい
-馮氏 )Javaが言語としてだけではなく、VMとしても注目されている。JRubyやJythonなど

勉強会とコミュニティ

-万野氏)一昨年くらいから福岡でも勉強会が盛んになっている。http://php.fww.cc/やまとめ役としてのFWWなど
-藤井氏)ネットワークの利用で、勉強会やコミュニティも地域にこだわらずグローバル化したほうがよい
-会場 )福岡の勉強会は実務に直結したものが多く、東京などのようにメタ的な勉強会が少ない。そんな感じで地域ごとの差もある
-橋本氏)コミュニティの傾向が勉強会系から、ライトニングトークなどのような発表の場に変わりつつある
-藤井氏)アメリカでは、コミュニティが腕試しの場、人脈形成と求職の場でもある
会場での挙手アンケートでは、実際にコミュニティに参加しているのは1割程度

***プログラマとインフラ
-藤井氏)日本では職場のヒエラルキーの下部であった「プログラマ」という用語が示すポジションが向上している
-米林氏)「プログラマ」でも、「プログラマ」としての力量ではなく、仕事の成果の面から評価される
-馮氏 )一口で「プログラマ」と言っても色々ある
-橋本氏)Webプログラマもインフラ(サーバ周り)について知っておくべき
-万野氏)Webプログラムとインフラは、専門領域が分かれるが乗り合う点はある
-藤井氏)サーバの仮想化やAmazon EC2とAmazon S3などのように処理能力が必要になるのにあわせて柔軟にスケールアップできる仕組みは、注目すべき。サーバやインフラに関する概念が大きく変わるかもしれない
-藤井氏)職業プログラマは、インドや中国などの廉価なアウトソーシングに飲み込まれないよう勉強していかなくてはいけない

***UIは大切
-橋本氏)わかりやすいUIやシンプルなUIは大切
-米林氏)シンプルなUIは良い。ただし日本人的には目的ではなく過程を楽しむという遊び心のあるUIもありうるのではないか。

***2009年の展望とまとめ
-橋本氏)アジャイル的にサービスを提供する流れがある。生活のツールとして提供する携帯サービスが注目
-米林氏)JavaApplet、Flex、Adobe FXは流行る
-藤井氏)特にJava FlexはJavaVM上で動くことがウリ。組み込み機器にもJavaVMは搭載されている
-万野氏)福岡のコミュニティの活性化
-藤井氏)CPUやストレージなどの物理的な進歩により、大量のデータを扱う分野がフォーカスされる。東京中心の動きが変わりつつある

タイトルとURLをコピーしました