第11回 福岡IT飲み会に参加してきた

イベントに参加した
項目 内容
日程 10月10日(水) 19:00 to 21:00
会場 GuildCafeCosta(ギルドカフェコスタ)
公式ページ http://www.it-nomikai.jp/fukuoka/before-info/121010

いつかオフレコの話も飛び出したけど、そこら辺はもちろん回避しつつ気になったところを抜書きして文章風に再構成。

飯塚市議の方のブログ
: 福岡IT飲み会へ。ゲストスピーカーの武雄市長樋渡啓祐さんのスピード感がいい!!

以下、抜書きして文章風に再構成したもの

シリコンバレーにいってGoogleなどを見学してきたが、そこで感じたのは強烈な緊張感+圧倒的な自由度。この組み合わせが世界を変える。シリコンバレーは周辺都市との距離感など武雄市に近いかもしれない。

今までは組織の大きさや肩書きで評価されていたが、これからは何を言ったか、なにを行ったかで評価されるようになる。

武雄市は知名度が低い。早稲田大学で行った講演の際に「武雄市を知っているか」と聴衆に尋ねたところ、知っていたのは一人。しかも知っていたのはカンボジアのタケオ州のことだった。それ以前に佐賀県の知名度自体も低い。同じく早稲田大学で「佐賀県はどこにあるか」と100人に尋ねたところ77人くらいしか分からなかった。知られているということはブランド。そして、ブランドは付加価値。まずは知られることが大事。

付加価値をつけるには、他の価値をもつものと組むのが早い。そのためには意思決定者と合う必要がある。決められない人と会ってもも仕方がない。スピードは最大の付加価値。相手の懐に飛び込むことが大切。しかし、決められる人は忙しい。そのためには最初の5秒が大切。話し方、内容、行動のいずれも大切。この話は「大阪の橋下府知事がデーブ・スペクター氏から学んだこと」というおまけ付き。また、CCCとの武雄市立図書館委託の件も、たまたま少しだけ一緒になったCCCの社長に短時間でアピールしたことが提携のきっかけを作った。

トップの役割は人の気持ちを奮い立たせて動かすこと。

あらゆるものを劇場化する。すると人が注目してくれる。これは人口5万人の田舎にある市出会っても同じ。

・対等に組む(大手を相手にしても)
・反省しない
・何事にも過ぎる(大げさに、やりすぎる)
・パクリ倒す
・劇場化する

プレスリリースなどアピールする場合は時期を考えること。例えばニュースが少ない連休中など、新聞が暇な時などが狙い目。

これからの武雄市
・機業家を集めたい
・エンジェル投資を行なって行きたい
 ・代わりに投資先の株を保有するなど
・このようにすることで雇用が生まれる。雇用が生まれることが大切
 ・なにかやる→所得が増える→福祉などが充実する→(最初に戻る)

人はものじゃなく、物語(ストーリー)を買う。FB良品ではただ商品を紹介するだけではなく、作り手自身が商品を紹介するなど。「情報」ではなく「共感」を発信する事が大事。

SNSが万能だとは思っていない。ただし、いろいろな人達とつながることができ、コストパフォーマンスがいい。「情報」ではなく「共感」を発信する事が大事。ITは使ってなんぼ。

最大の悪は無関心。もし逆風ならば、順風に変えれば良い。

告知。11月16日(金)から18日(日)に日本Facebook学会で総会を開く予定。

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