Fukuoka.php Vol.4

イベントに参加した

概要

項目 内容
日程 10月23日(金) 20:00 to 23:00
会場 ギルドカフェコスタ(福岡市中央区大名1-10-14)
Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/355557634510818/
Togetter http://togetter.com/li/398486

場所がギルドカフェコスタということで飲み放題付きのイベントに。後半になるにしたがって段々お酒が入ってくるのが面白かった。そしてそのまま懇親会に突入。

@akase244氏のFacebookでのまとめはこちら

アメリカ訪問記 @withelmo 氏

以前自分も参加した福岡Rubyビジネス拠点推進会議の主催で行われたRubyシリコンバレーミッションへの参加報告。自分が参加した時の記録はこれ([2009-11-27-8])。自分が参加したときはかなり刺激のある内容だったし、あれから3年ほど経っているので色々変わったんだろうなぁっという思いながら聞いた話。

なので聞いた話のメモ以外にも前回の感想を思い出しながら書いていたりする。

Heroku

Ruby on Railsの環境を提供するPAAS。自分が言ったときはフロアが手狭だったらしく近くのガレージ的なところで講演+ちょっとしたレセプションだったのだけど、今回の発表を見るとかなり大きなフロアになっていて面白かった。でっかくなるってのはすごいなぁ。

どうも自転車を駐輪するときは立てて駐輪するのが主流らしい?

seh. [2009-11-27-4]

github

ここは前回行ってない。というか当時会社自体がなかったんじゃないか。短期間でこんな大きなインフラや企業ができるのもすごい。

githubのコンセプト
: 仕事をしやすくするための環境を提供する

・入り口には看板がない。写真を見るとただのビルの入口

・ワークスペース毎にコンセプトがあり使い分けている
 ・集中するためのegg roomなど

・なぜかビアサーバもある
 ・いつ、どういう機会で飲むのかは不明
 ・仕事中というより、仕事終わりやイベントごと時に飲む?

・社員の半数が遠隔オフィスで働いている
 ・そのため社内ではリモートでの会議を行うために動画配信システムなど有り
 ・会議の内容なども動画で配信していたりするらしい

Engine yard

ここもクラウドを利用したPAASを提供している会社。シリコンバレーミッションでは毎回お世話になっているらしい。っていうかいつの間にか日本語のページまでできているのが驚いた。

seh. [2009-11-27-3]

Plug and Play Tech Center

ベンチャーのインキュベーション施設。最近では福岡の企業も増えてきているらしい。ヌーラボや一風堂も。また、福岡県も事務所を構えている様子。

seh. [2009-11-27-6]

なんかわかりやすいまとめがあった。Quaterly Report: シリコンバレーで“プラグ・アンド・プレイ”

Scribd

文書共有サービス。Slideshereと似ているが、対象はスライドだけに限らず文書全般。数年前、FlashからHTML5にシステムを作りなおしたらアクセス数が大幅にアップしたらしい。

Scribdのコンセプト
: オンラインライブラリーを目指す

その他

Twitter社やLinkedinなども

初心者向けっぽいお話 加賀澤 氏

PHP初心者に向けたお話だったのだけど、あいにく当日はPHP初心者が少ないという事態に。そのかわり話題はPHPのフレームワークの使用率のアンケートなどの質疑コーナーに発展。

HTMLに直接埋め込めるのが売りだったが

メンテナンス性の問題からテンプレートエンジン(Smartyなど)が登場。現在はフレームワークの全盛の時代。抽象化が進む。これによってプログラマは便利になったけど、デザイナなどには取っ付きづらくなってきているのではないか。

単にPHPを覚えるだけではなく様々な周辺知識が必要になってきているし、それらを知ることで分かるようになってくる。例えばHTTPやサーバサイドの話、Coockieやセッション、キャッシュなど。

(この辺からPHPの基本的な動きや制御構文のスライドがあるも割愛)

PHPフレームワークの話

会場内で使用しているフレームワークのチェック。CakePHPが圧倒的。数はおぼろげな覚え。また、挙がっているのは会場で名前が上がったもの。

フレームワーク 使用人数
CakePHP 13人
Zend フレームワーク 1人
FuelPHP 2人
symfony 0人
CodeIgniter 2人
俺々フレームワーク 1人

WordPressのローカライズとか多言語処理のお話 @takayukister 氏

ローカライズ、多言語化、国際化は、それぞれ意味が事なる。

ローカライズ(localization, I10N)
: 現地化。英語のものを日本語にするなど、ある特定の言語に対応させること

多言語化(Multilingualization, M17N)
: 様々な言語に対応し、切り替えて使用できること。日英中韓を切り替えられるなど

国際化(Internationalization, I18N)
: 様々な言語で利用するための設計や仕様などを組み込むこと。

WordPressと多言語化プラグイン

Wrodpressでは、L10NについてはGnu gettextで、M17Nについてはプラグインで対応している。

gTranslate
: HTMLのコメント中に言語を埋め込む。ポータビリティが低く、他のプラグインとコンフリクトする

WPML
: 独自のテーブルを多数追加する。ポータビリティが低く、他のプラグインとコンフリクトする。有料

いずれもポータビリティが低く、他のプラグインとコンフリクトするなどおすすめしない。また一旦特定の方法で多言語化すると、他の仕組みに乗り換えづらくなってしまう。ので、作った

Bogo
: WordPressが元々持つメタデータ情報を使って多言語対応を行う
: ので、テーブルを追加しない
: ので、コンフリクトしづらい
: 無料

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