Bluetoothフォン発表

考えたこと

無線短距離通信技術であるBluetooth2.0+EDRを使った簡易型トランシーバーが発売される模様。通信距離は10m前後と短いものの、内線電話市場を狙った簡易電話機

機種は、基本機能のみのBasic、カメラつきのPremium、カメラとインターネット接続機能をもつUltimateの3機種。価格はそれぞれ2,980円(Basic)、6,800円(Premium)、12,800円(Ultimate)となる予定。
いずれの機種も2.4インチディスプレイを備え、携帯電話と同様にテンキーを利用する。
また、カバーを取り替えることで、手軽に外見をカスタマイズすることができる。

対象は主に小中高の学生や、大学、オフィス内など。

Bluetoothフォン間の通信には、事前のペアリングが必要なものの、音声通信、SMSが利用できる。また、Bluetoothとの連携機能を持つPCからのファイル転送に対応し、待ち受けや着メロも設定可能。通話、SMS共にBluetoothを用いて行うため、無料となる。

カメラつきのPremiumでは、撮った写真を相互に交換することやSMSでの添付、パソコンへ転送することができる。撮影した画像は待ち受け画像としても利用可能。

Ultimateでは、Bluetooth機能を持ったパソコンを介することで、インターネットへの接続が可能となる。搭載されるブラウザは、未定だがモバイル用ブラウザのほかに、通常のパソコンと同様の表示が可能なフルブラウザを搭載予定。また、カメラも搭載し、インターネット上へのアップロードや、ダウンロードも可能となる。
インターネットへの通信は、すでに契約しているISPとの回線を使用するため、パケットなどの通信費用は無料となる(ISP契約料は別途必要)。接続には、予めパソコン側でインターネットへの接続を許可するBluetoothフォンを登録しておく必要がある。また、パソコン間を相互に登録することで、インターネットを介したBluetoothフォンでの通話も可能。

また、未確認の情報ながら、機器間が直接接続可能な範囲内に存在しない場合でも、所属するアドホックネットワークを介して、通話可能との情報もある。これにより、小さなエリア(学校内)での通話など柔軟に対応できる可能性がある。

バッテリー駆動は、待ち受け時100時間、連続通話300分。いずれもカタログ値

Bluetoothは2.4GHzの周波数帯を用いて、半径10~100メートル程度の、Bluetooth搭載機器と最大3Mbps(EDR使用時)で無線通信を行うことができる。機器間に障害物があっても通信が可能である。モバイル通信における通信端末のコストダウンを目的としている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Bluetooth

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