パネル討論・九州のジオメディア – ジオメディアサミット福岡2011

イベントに参加した

登壇者
: 小山 氏、古川 氏、荒川 氏、永里 氏、尾野 氏

動画
: http://www.ustream.tv/recorded/16877864。1時間30分頃から

後半からスタッフとして動いていたので、一部抜け。
また、休憩前にこの日18時より開催予定だったスタートアップウィークエンド 福岡の告知も

・スタートアップウィークエンド 福岡
 ・3日間でアイディア出しからチーム編成、ローンチまでを行い、最終日に投資家の評価を受ける
 ・高評価なら実際に企業のサポートを受けられる。これまで500組以上が実際に起業した世界的なイベント
 ・11月にももう一回あるらしい(年4回ほど開催)

PicoCELA 古川 氏

インフラ < (圧倒的な差) < サービス。サービスがえらい

・インフラの壁
 ・ジオメディアを作る上でのもどかしさ
 ・基地局情報が取れない、端末のAPIが公開されてないなど、キャリアの壁と端末ベンダの壁

・LinuxOSを備えてオープンなWifiアクセスポイントPicoCELA
 ・CPUを持つ拡張可能なWifiアクセスポイント
 ・アクセスポイントによる位置測定なども可能(迷子探しなどで利用)
 ・PicoCastなどのマイクロブロードバンドキャスティング。特定のアクセスポイント内での放送など

メカトラックス 永里 氏

ジオホッピングというアイディアベース

・「一台のロボットが、階段を登り、部屋を移動し、様々な作業を行う」必要は無いのではないか?
 ・場所や用途に応じたロボットが様々に配置されていれば、必要に応じて操作や作業を切り替えていける
 ・よりシンプルなロボットや技術で十分実用化できそう

リモートでのコミュニケーション

・リアルアバター(PicoRover、リモートコントロール可能なインタラクティブなロボット)を使ってリモートでコミュニケーションを行う仕組み
 ・テレプレゼンスロボット

ロボットのキラーアプリとしてのコミュニケーション支援。非産業用ロボットにも注目を

九州大学 荒川 氏

位置情報をベースにしたIME(文字入力変換システム)

文字を入力するときに、同じ「し」を入力したとしても渋谷で入力すれば「しぶや」、新宿なら「しんじゅく」と入力することが多い
→ つまり、入力する場所によって辞書を動的に変更する
→ コンテキストアウェアネス

本当は、位置情報の他にどのようなアプリを使っているか(乗り換え案内アプリ?メール?)によっても変わりそうだけど、今は位置情報のみ

この仕組が有効化どうかを評価するのは難しい

Twitterでの位置情報

・Twitterで呟かれる位置情報付きのTweetを収集して単語で地図にプロットしてみた
 ・「新宿」という呟きは新宿に、「新橋」というつぶやきは新橋に多かった
 ・位置とつぶやく単語には相関がある
 ・もちろん相関がないものも多数ある

単語と位置のクラスタリングから色々な物が見えてくる

コアラ 尾野 氏

コアラが開発した物欲の街の説明

パネル討論より

福岡で注目のジオ系プロジェクト

・コロプラ
・学生が立ち上げてくるプロジェクトに注目
・福岡市をWifi化するプロジェクト(天神・大名WiFi化計画)
グルーキャスト
Cacoo

後続に向けてのアドバイス

・とりあえずやってみよう
・人と人のネットワークは重要
・アイディアも重要

その他の話題

・The Internet of Things(物と物がつながるインターネット)
・Cyber-Physical Systems(すべてをセンサーし、結果を物理にフィードバックする)

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