とあるシステムを提案したところ、それプラならぬそれRPAと言われたので少しやってみたけど、かなりつらいかった。
もちろん、RPAを使うことは初めてではないし、むしろ自分で作ったり使ったりしてるのだけど、やっぱり一連の処理の流れがあるシステムとなると全然話が別だなと。
で、思ったんだけど、個人的なRPAのベストプラクティスは、可能な限り単一の手続き単位に分割して、それを連携ではなく順列で動かすことなんだろうなぁ。
システムみたいな規模になると破綻するというか、全体が見通せなくなってどうしようもなくなる。たぶん連携しようとすると複数の手続き間での同期と状態の共有の設計でつらい目に合う。
っていうか、世の中のプログラムができない人は、こんなつらいことを見よう見まねでやっている/やろうとしているのかと思うと、ひどく同情的な気持ちになる。マジかわいそう。
まともな設計もできないし、データスキーマもようわからん、フローも整理できないし、テストもできない。しかもある程度できるようになったとしても、ベンダーロックインがひどいので応用が利かない、つらい。たぶん、バージョンアップやらで急に動かなくなったあとも、つらい。
自動化自体はいいんだよなぁ。自分もいろんな作業を自動化(プログラム化)してるし、最近のプログラミングはほぼそんなものばっかり作ってる気がするし。使い所を見極めるってのが大切。
なんだけど、プログラミングとかシステムを作ったことがない人から、それってRPAでできるんじゃないですか?ってすげー言われそう。いや、できるできないで言えば、技術的にはできるんだけどねぇ。
「理論上は可能ですが…」「可能なんですね!!!」正確に伝えたいエンジニアと良く聞こえない担当者の会話が実によくある
無理なものは無理