前々から欲しいと思っていた電動昇降式スタンディングデスクを買った。という話。いざ買ってみると、なにかと立ったり座ったりしていい感じに使えている気がするので、よかったなって内容。
昔から、PCに向かって作業することが多くて、座りっぱなしになるのがつらいというのがあったので、スタンディングデスクというものには興味があったんだけど、なかなか机って買わないので、タイミングが無かった。で、暇暇にAmazonやらを見ていたんだけど、気になるポイントはこんな感じ。
- 机の板が一枚板であること。ある程度の広さの机を見ると、複数の板を合わせて使う形になっていて、その継ぎ目がどうしても気になる。ので、机はなるべく一枚板であってほしかった。
- 高さの記録ができること。せめて座った時の高さと、立つときの高さは覚えておいてほしい。一々、このくらいかな?みたいなことはしたくない
- 今使ってるディスプレイアームが使えること。今使っているのはクランプ型のディスプレイアーム。これは天板の厚さがある程度あればクリア可能なんだけど、よくよく見ると耐荷重が低かったり、天板が妙に薄いのがあったりするので要注意。
- 最低高さが低いこと。自分は机をはじめ、部屋のたいていのものの下にローラーを置いて、転がして移動できるようにしているので、最低の高さが高いと、机全体が高くなって使いずらい。おまけでローラーが点けらえるといいなと思ったけど、今使っている台付きローラーがあるからそこは重視していない
- 天板に穴を自力で空けるとかはしたくない。あまり知らなかったんだけど、スタンディングデスク業界では、電動で昇降するスタンドの部分だけ買って、天板は好きなものを使うスタイルもあるらしい。賢い。でも、そのためにはいい位置にドリルで穴をあけるとかしないといけなかったりする様子。いや、それは面倒くさすぎる。定位置に最初から穴が開いてほしい
ほしかったのはこんなところかな。よく聞くけど、実感が少なかったのは、静穏性。基本的に周りに人がいないのであんまり昇降の音量には関心が無かった。あと、安全センサー。これもある程度場所が分かってれば一々引っかかることもないし別に要らないかなぁっと。
で、買ったのはこれ。だいたい3万ちょいくらいで、エントリーと言えばエントリーなのかな。
どんな商品化というと、上で上げた条件を満たしているってだけで、自分の中では十分なので特に追加で説明することはない。あるとすれば、割に重い。玄関までは持ってきてくれるけど、それを部屋まで持ってきて組み立ててとかやるとシンドイ。組立自体の難易度はそんなに高くはないかな。ちゃんとやれば問題ない。
しばらく使ってみた感想としては、結構、上下させますね。PCでゲームとかやるときはなんとなく立ってやっちゃうし、プログラミングとかテキストを書く時もなんとなく立ってやったほうがいい気がする。逆にぼんやりWebサイトや動画なんかを見ているときは座って自堕落したい。立ってるときは棒立ちってわけでもなく、ゆらゆらしたり、軽くストレッチしたり。スタンディングデスクで立って作業すると痩せるとか、筋肉が付くとかはないことは知ってますが、それでもほんの少しは健康にいい感じがある。
デメリットとしては立って作業することの良さに気が付いてしまったこと。実は今回、スタンディングデスクを導入したのはプライベート用のデスクで、テレワークするときなんかに使っている机はまた別にある。仕事用の机は本当に普通の事務机、よくあるやつ。で、こいつでテレワークしていると、あーなんか立って作業したいなとか思うようになった。打ち合わせとかしていても、態勢変えたいなぁとか思ってしまう。
今までは、公私を分けるために作業環境をわざわざ分けてたのだけど、打ち合わせが多いとか、作業内容が立ってやりたくなる作業みたいなときは、「私」の環境のはずのスタンディングデスクに移動してきちゃう。公私混同はよくない。
いっそのこと、仕事用の机もこれに置き換えればいいんじゃないかという気持ちもあるけど、うーん。いや、買ってもいいかもだけど、今度は事務机の処分が待ってるんですよね…。これ処分するのも大変だしなぁみたいな。