HT-03Aで指標をもって空きメモリを管理する

ガジェット

HT-03Aを使い始めてそろそろ一年経とうとしているわりに次の乗り換え候補の端末も出ず、さりとてRootを取ったりカスタムROMを導入したりはしておらず日々過ごしております。

しげしげと手元の端末を眺めるに、現行機種と比べて足りないもの多数。CPU、メモリ、データ領域、えとせとら。それらとHT-03Aがもっさりするタイミングを照らし合わせると、遅い原因の大半がメモリ不足ではないかと結論付ける次第です*1

前回([2010-01-20-1])も似た様な結論にたどり着き、体感的にアプリを選定したりホームをどうにかしたりしていたわけですが、そもそも何らかの指標をもって事に当たらないといけないのではないかと思い立ちました。

という書き出しから始まる、今更感漂いまくりの当たり前の話。

測ってみる

取り出だしますは「Task Manager」。選んだ理由は、シンプル+空きメモリ表示機能。測定方法はTask Managerを起動して上部の”Available Memory”を眺めるだけ。その前に”KILL SELECTED APPS”で一通りアプリを消してみましょう。システム関連のアプリは一先ず対象とはしないでおきます。

さて、目に見えるアプリを全部消した後、どの程度メモリが残っているでしょうか。自分の環境では、大体45MB程度残っているようです。細かいアプリなりが消えてないこともありますが、それが使えるMAXと思われます。ちなみに自分は体感で空きメモリが25MBを切るともっさりしてくるように感じます。その20MBの範囲で使っている分には比較的ストレスなく使えるような気がする、多分。

問題は大まかにMAXの空きメモリを把握した後からです。対象となるアプリやウィジェット以外をすべて落としたあと*2と、対象を落とした後の空きメモリの差を数回に分けて調べると、どのくらいそのアプリやウィジェット、設定がメモリを消費しているかが分かるという寸法です。ちなみに、Twidroydの常駐は6MB程度使用しているようです。

ホントにこんな測り方で良いの?

あくまで体感と雰囲気に依った考え方ですので、素のHT-03A以外の環境では全く役に立たない指標だと思われます。また、Task Manager自体が返すのも大まかな値ですし、バックグラウンドで動いているもの如何によっても大分数字が違ってくると思われます。ただ、何度か同じような操作をすると同じような数値に落ち着くので、ある程度の蓋然性はあるのでしょうっと言ったところ。重要なのは数字の正確性ではなく、大小の比較です。

また、大前提として「HT-03Aのもっさり感の原因はメモリ不足」としていますので、その前提が崩れたら悲しい感じになってしまいます。そういうわけで同様の方法でカスタムROM使用時、Xperia、Desireを測定するとHT-03Aの不憫さが伝わってくるのかもしれませんし、アプリが「メモリを大量に使ってでもCPUやディスクアクセスを減らす」といったコンセプトの場合も不憫なことになってしまいます。

とりあえず重要なのは『「HT-03A」を次の端末に乗り換える「まで」の間、「そこそこ快適に」使うための指標』です。

ちなみに

空きメモリがどれだけあったとしても、画面上のセンサーが関連しているらしくiPhoneで言われるような「指に吸い付くような感じ」にはなりません。むしろ、早く動きすぎて表示が飛んでいるような残念な感じになってしまいます。

*1:ちなみに、通信が発生するともっさりするのは、おそらくCPU不足が原因な気がします

*2:Task Managerは落とせませんが

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