概要
基本情報
項目 | 内容 |
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*日程 | 8月24日(金) 10:00 |
*会場 | 弊社事務所 |
*登壇者 | 湯川 鶴章 氏 |
ソーシャル化の時代
2000年から2010年まで
: 検索の時代
2010年からは
: ソーシャルの時代
ただし、今のところソーシャルの時代はうまくいっていない。
これが今後大きく変わるかもしれない
Lineとソーシャルの話
今までの国内でのWebサービスには2000万人の壁が存在した
→ Mixi、Twitter、Facebook
→ これはPCを使えるユーザ数の壁ではなかったのか?
スマートフォンやタブレットが主体となり、潜在的なユーザ数が大幅に増加している
→ 今までPCを使えなかったので、Webサービスを利用しなかった層が使用するように
→ はじめからスマートフォンに特化したスマートフォン・ネイティブなサービスやアプリの誕生
今までネットを利用していなかった層がネットにアクセスしていくことで、今までアーリーアダプターに限定されていたソーシャルの力が、マジョリティにも広がっていくのではないか?これにより、仕事や遊び、ひいてはネットの常識が変わることが考えられる。
Lineはその中でも期待されているプラットフォーム。今年中に2000万人の壁を破れるかどうかが注目。日本で5000万人が使うプラットフォームになれるか?プラットフォームの力は期待感。現在のLineは期待感がユーザや開発者、金を呼ぶ正のスパイラルに入っている。
これからのモバイル
今までのモバイルは、PCのおまけだった。
これからは、PCの最先端がモバイルにも適用され、人やサービスが様々な情報を発信していく様になる。
例えば、今までのクーポンや広告はGoogle最適化(検索最適化)されていた
→ ソーシャルの時代のクーポンはどのようなものになるのだろうか?
→ MixiクリスマスやNikeiDのシューズキャンペーンのようなものが主流になるかもしれない
ソーシャルの時代では、人間関係の機微(人に自慢したい、人に喜ばれたい、人に…したい、されたい)が大切になる。単なる口コミだけではなく、友達を巻き込ませるような作りに。
ネットとメディア
今まで何度もネットはマスメディアを超えるといわれてきたが、全くそうはなっていない。これがソーシャルとソーシャル最適化によって超えることができるかも。Mixiクリスマスは開始47時間で登録ユーザーが100万人を超えた。またどこで知ったかとのアンケートには75%が「友人からの認知」と答えた。マスメディアでの宣伝に頼ることなく大規模なキャンペーンを行うことが可能になった。
seh. ソーシャル広告世界最先端 mixi Xmas、NikeiDを成功させたバスキュールが見る未来の広告とは【湯川】
日本とソーシャルメディア
日本は携帯スマホの普及率も高く、今後ソーシャル先進国になる可能性がある。
これからの世界は10億人規模の会員を抱えるサービスが5〜6つ併存するような社会になる。その時、Line、Gree、DeNAなど日本初のサービスが名乗りを上げることになるのではないか?
これにより、コミュニケーションが変わり、会社が変わり、社会が変わっていく
ただし、これには過去の成功体験に縛られないことが大事。