医師曰く「痩せろデブ」
先日から病院を行脚している中で内科の先生から「もう少し痩せたほうがいいよ、ははは」。要約すると「痩せろデブ」とのありがたいお話をいただいた。
振り返るとここしばらくの健康診断でも毎年毎年、同じようなことを言われているわけで、これはまずいんじゃないかと思い久し振りに体重計に乗ってみた。乗ってみたところ体重計が今まで見ないような数字を指していて、想像より大分上の方を指している。現実を突きつけられると、こりゃまずい、何とかせねばという気持ちが湧いてくるのが面白い。
実はちょっとだけチャレンジしてました
で、どうしたもんかとウロウロしてしまっているのにはわけがある。実は先日来、食べ過ぎは良くない的な発想から食べる量を少し減らしてみたりしていた。つまり、イメージ的には多少マシになっていた、はずだった。もちろん現実と向き合わない若干ふわふわしたファンタジー的な発想だったのは否めないが、それにしたってひど過ぎる。
ふわふわしたイメージではダメだ。そうなるともう少し現実を知る必要がある。しかも継続的に。さてどうするか、なにかよいアイディアは無いかとふらふらしていたところ、Fitbitなるものに行き当たる。
ガジェットに望みを託して
物自体はニュースでも聞いていたし、流行りモノ通信簿というPodcastで活動量計的なものの回を聞いて知っていた。その時は、ふーん便利そうだけど面倒だよね。っと思っていたのだけど、俄然興味が湧いてきた。のでポチる。
買ったのは、Fitbitという会社のCharge HRという製品。なにがHRなのかわからないが、ひとつ下のモデルにChargeというのがあるのですごいのだろう。ちなみに最上位のSurgeという製品は日本未発売なので、国内で言えば最上位機種。Amazonで買って18,447円也。
正直、活動量計(要するに万歩計+α)に2万円近くかけるのはいかがなものかという思いもあったけど、どうせやるならガツンとやろう、医者からも言われているのだからやっちまおうという思いで買ってしまった。
ぶっちゃけて以前から欲しかったスマートウォッチが冷静になればなるほど無用の長物ではないかとの疑念に駆られ、その代替として買ってしまった感は否めない。
どんなもんよ、Charge HR
買ったのは12月12日。届いたのは12月13日。正直一週間未満の装着期間なのでなんとも言えない部分は多い。とりあえずスマホと同期させて、自分のスペックを登録、目標体重、食事の計画を登録。あとは腕に装着してふらふらしているだけで、歩数、心拍数、消費カロリー、睡眠時間が記録される。
色々測定できるんだ
手動で登録する必要はあるけど、食事の記録をつけることで摂取カロリー、食事計画で目標の摂取カロリーをコントロールすることも可能。詳しいことは色々あるけど、ひとまず意気込むための動機付けにはなりそうな感じ。
歩数がどのくらい正確なのかは気になるが、少なくともキーボードを打ったり、電車や車に乗ったりしても特に誤動作しているような感じではないので、まぁ大きくずれてはないんじゃないかと思う。打ち合わせをしていたらいつの間にか増えてたことはあったけど。
運動や睡眠も自動的に判定して記録してくれるので特に何かする必要はない。本当に腕につけてふらふらしていれば勝手に測定、記録してくれる。記録されたものは連携したスマホやWebサイトで確認できる。グラフィカルでいい感じ。
バッテリーは3日ほど
ちなみに、公称5日ほどバッテリーが持つらしいのだけど、ぶっちゃけ3日ほどしか持たない気がする。使い方が悪いのか、ちょこまかちょこまか触って無駄にバッテリーを食っているのかはわからないけど、とりあえず3日くらいしか持たない。まぁ、こまめに充電すればいいのでそこら辺は放っておく。
いいところ
この道具の良い所は、腕にずっとつけていて良い所。完全防水じゃないので風呂にはいる時は外さないといけないのだけど、それ以外は寝ている時にでも外す必要はない。というのが非常に楽。これが寝る前に外して、朝起きた時に付けるとかだったら、きっと面倒くさくて続かない。
また、一々自分の目線に入る場所にこいつがあるせいで、眼に入るたびに「あー、痩せねぇとなぁ」という悲壮な思いが頭のなかに喚起される。なんてったって18,447円である。目ん玉飛び出るほど高くもないが、笑って流せるほど安くはない。一種の条件なのだけど、ある意味役に立っているのではないだろうか。
悪いところ
なんとなく装着しているのだけど微妙に位置が決まらない。ただし、いままで腕時計をしない生活だったから違和感があるだけな気もするので悪いところとは言いがたい。体温が測れなかったり、スマートウォッチとは違ってスマホの通知を受け取れなかったり(着信のみは可能)するのでそういう向きには向かないらしい。ちなみに最上位機種のSurgeではスマホとの連携を含めて対応しているらしい。
そうそう、付属のケーブルがえらい短い。20cmくらいしかなくて若干イライラする。さらにコネクタの形が独自の形式なので取り回しが面倒くさい。予備をもう一本買っておかないといけないくらい。
まとめ
まぁ、しばらくつけて様子を見てみよう。話はそれからだ。