Amazon Kindle Fireについて思うこと

考えたこと

Kindle FireがAndroidタブレット市場をどうのこうのという話を見かけるけど、どう考えてもただのAmazon実験場だろ。どうせ今後はAmazon Silkは別の端末、OSに展開されるだろうし。

Kindle Fireを廉価で出したのはタブレットを買えない貧乏人のための調教用にだろうし、そういう意味ではiPod Touchと同じポジション。チャンネルを増やしただけじゃないのかな

「タブレット」という分野もそういう意味で普及期に入ったという意味はあるのかもしれないけど。多分Amazonが目指すだろうところは、タブレット端末はAmazon Silkが動くことが大前提になっている世界だろうし、そのために端末のスペックや環境に影響されないような作りにしただろうし

そういう意味では一読書端末であろうとするSonyのReaderとは決定的に考え方が違うんだろうな。Androidのコンテンツ配信環境をAmazonが持った時点で、Amazonは膨大なチャンネルを手に入れたわけだし。流石にまだiTunes Storeとは規模が違うとは思うけど

ちなみに、Kindle Fireを一台売るごとに$10の赤字だという話もあるけど、これが本当だとしても本を2冊でも買ってもらえれば十分ペイできる範囲だろうに。Amazon Silkがメインの端末でAmazonにお金を使わない人がどのくらいいて、どのくらいの人がお金を使うのかイメージすれば、別に驚くような話でもなかろうと思ったり思わなかったり。
まぁ、一番嫌なのは禄すっぽサービスをしていない極東のある島国の人たちが安さ目当てに無理やり転送サービスを使って買った挙句、3Gの通信が無料だと騒いでAmazonに一円も払わないとかいう展開だと思うんだ。ちょっとだけね
iPad 2の最大のライバル、Kindle Fireは1台販売するごとに10ドルの赤字なの? – iMods # モバイルな林檎たち

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