概要
*主催
RBC(Ruby Business Commons)という団体が主催している会のようです。
参加したイベントの詳細はhttp://rubybizcommons.blogspot.com/2009/01/124rails.html
***日時
-1月24日(土)10:00 – 18:00 (18時から懇親会)
–参加費無料(懇親会は別途参加費。1,500円程度)
***場所
-福岡ソフトリサーチパークビル 8階
—http://www.fukuoka-srp.co.jp/srp-access.html
***準備したもの([告知]](http://rubybizcommons.blogspot.com/)より抜粋)
以下の環境が準備されたPC/Mac
-Ruby 1.8.6(もしくは相応のJruby)
-Rails 2.0以上 (推奨2.2.2)
-MySQL 5.0以上
-NetBeans 6.0以上(6.0未満でも問題ないとは思いますが…。)
-Adobe Flash Player 10
Ruby on Railsの環境はInstantRailsを使って準備。他は個別にインストールして持っていった。若干NetBeansの処理で引っかかるところはあったけど、手持ちのEeePC 901-Xでもスペック的には十分だった。
追記:WindowsでRuby on Railsをインストールする際の手順をまとめているページを見つけた。 ref. http://d.hatena.nh.jp/seiunsky/20081228/1230485404
**内容
-1部「食べログAPIを使って、マッシュアップサイトを作ろう」 by 中尾さん
–ActiveResourceを使ったWebAPIからのデータ取得と加工、加工データの提供まで
–実習で使ったものを多少改造すれば、ある程度簡単にWebAPIを使うシステムはできそうな感じ
-2部「Google Maps API for Flashを使って、AIRアプリクライアントを作ろう」 by 根之木さん
–1部の内容を踏まえてRuby on RailsのXML吐き出し?機能とAdobeAirを使ったUIの作成
–GoogleMapとXMLHttpRequestを使った動作にAdobeAirをかぶせる感じ
-ライトニングトーク「アメリカとシリコンバレーの近況とRuby界隈の話」 by 武濤さん
-懇親会(懇親会中にも2件発表有り)
–RubyとErlangを使った並列処理 by 最首さん
–タイ視察の報告 by 片山さん
1部、2部は実習中心だったので、まとめは割愛。実習中不真面目にもTwitterにPostしてた。多分使用した資料についても公開してくれるだろうという読みも含みつつ。
追記:資料が公開されていました。 ref. http://hiroshinakao.g.hatena.nh.jp/h-nakao/
***ライトニングトーク
-アメリカの経済危機の大きさ
–規模がすごいことに
—契機となるリーマンの破綻は64兆円
—サブプライムローンは130兆円規模
—日本の危機は800兆円規模
—世界経済の危機4000兆円規模
-シリコンバレーの近況
–VC投資の中心
—全米の6割を占める
—.comバブル移行若干の回復基調だった
—2008年の第三四半期以降減少傾向
—2008年は、VCの対象となる株式公開、M&Aが大幅に減少した
—2009年は一割程度の落ち込みが予想される
–ソフトウェア産業全体の求人動向は増加傾向
—ただし、Web2.0に関する求人は急激に低下
—Java系の求人の落ち込みはない
—Ruby系の求人は増加傾向
–グリーンテック
—アメリカの消費エネルギーの4割は商業ビル
—→ エネルギー関連への関心が高い
***RubyとErlangを使った並列処理
Rulang Bridgeを使って、Rubyと複数のErlang環境を操作して並列処理するという紹介とデモ。
もともとErlang自体が複数の環境で連携して動作することができるらしく、それをRubyを使って制御すればいいんじゃね?って話。Rubyの中でErlangの処理系に与えるプログラムを生成して実行させる的なノリらしい。
いまちょっと調べてみたらこんなの見つけた。ref. http://d.hatena.nh.jp/unageanu/20071120/1195562775