撮った写真はPicasaにアップ。津和野旅行(初日)
10:00 出発
・早速、携帯の充電器と時計を忘れる。後ほどクリアファイルを忘れたことにも気が付く。
・この時点ですでに暑い
・今回の予算は8万円ほどを上限として想定
・2万円(宿泊) + 2万円(宿泊) + 1万円(往路) + 1万円(復路) + 2万円(雑費)
・実際にはこれより安くなるはず
11:00 ビックカメラにて
・天神に出たついでにXperia Rayの予約を済ませる
・解除料やらポイントやら面倒くさい
・ちなみに発売予定は8/27(土)
・もし発売日に手に入れたいならわざわざ休みの日に天神まででてこないといけないらしい
11:37 博多駅にて
・緑の窓口で新山口までの行き方を確認すると、どうやら12:14の新幹線のぞみ172号にのると良いらしい
・新山口までの行程は山陽新幹線で「博多駅」→「小倉」→「新山口」。新山口着は12:50頃の予定らしい
・金4,930円なり
・新幹線に乗るのはかなり久しぶり。下手をすると神戸に出張した時以来かもしれない
・新幹線のホーム、人通りは多いけれど福岡発より福岡着の人が多いような気がする。感覚的には逆なのだけど
・この辺から写真を取っていきたい。手始めに新幹線の写真やら駅員さんの写真を撮る。改めて見ると新幹線かっこいい
・乗り場の駅員さんがえらい勢いでキレたアナウンスを連発している
・「お見送りのお客様、柵から離れてください!!〜号が発車できません!!」(ここで警笛を数回)
12:15頃。新幹線車中にて
・新幹線は思ったよりトンネルが多くてつまらない。そしてトンネル内は電波が入らないらしい
・途中の車窓から見える田舎の人たちはどのようにして稼いでいるのだろうか?と要らない所が気にかかる
・市内まで通勤しているのか、農家なのか、別の何かがあるのか
・小倉にて隣の乗ってきた親子に、次で降りるからと窓側の席を譲って通路側の席へ。
・と思ったら、その親子も次の駅で別の席に移ってた
・車中でボソボソしゃべる謎のアナウンスが終了
・頑張って聞いていたけど、何を伝えたかったのか不明なまま
・なにかお土産がどうのとか言っていたような気がするけど、謎
・車中で高千穂を宣伝する電光掲示板を見る。高千穂も涼しくてよかったかもしれない
12:50 新山口駅
・相変わらず駅員さんに、津和野までの行く道を聞く
・どうやら既に特急が出てしまったとのことで、在来線鈍行を使って津和野まで
・13:30発、15:20着予定
・金1,100円なり
・電車が来るまでしばらく時間があるので、昼食
・立ち食いうどんの肉玉うどん
・麺が非常に柔らかいことを除けば、特になんというわけでもなし
・金520円なり
13:30 電車内にて
・相変わらず電車の中に料金箱やらがあってびっくりする
・そして車内には扇風機。非常に昭和臭い
・以前の経験では、こんなこともあるから山陰は気が抜けない
・扉が手動なのに気が付かず目的の駅についても扉が開かずに呆然として立ち尽くす
・車内で車掌さんから切符を買うことを知らなくて、駅で切符が買えず駅で呆然と立ち尽くす
・車窓から見える金龍ののぼりに「人気漫画追加」とか書いてあった。ラーメン屋でそれが売りなのだろうか
・車内では関西弁率が高いような気がする
・(これは後々もずっと気になっていた。どうも関西からの旅行客が多かったっぽい)
・どうやらこれは山陰本線 益田行きという路線らしいが、駅の順番がさっぱりわからない
・津和野駅の前の駅も分からないので、中々にスリリング
・そしてどこまでが山口で、どこからが島根なのだろうか
・※ これが正解らしい。山口線の時刻表 – えきから時刻表
13:49 湯田温泉通過しつつ車内にて
・看板によると「山口源氏ホタル 発祥の地」とのこと。意味が分からない
・山口駅で一時停車
・宮野を過ぎると一気に山の中になった。変わり身が早すぎる
・そして、飯を食ったら眠くなってきた(結局寝なかったけど)
長門峡(Chomonkyo)
どこかで聞いたことがあるような気がするけど忘れた
車内にて、旅行中の家族の会話から
父親が子供に「キリンの首がなぜ長いか」についてお話をしている。
こういう場所でも普通の人が進化論の話ができるというのが、実は日本人の強さかもしれないなどと思ったり思わなかったり
鍋倉駅にて
・駅を通過する際にちらっと見えた時刻表を見ると、本当に電車が1〜2時間に1本だった
・看板によると、ここはりんご狩りが有名らしい
徳佐駅にて
すれ違いのため7分停車
その他雑感
・やっぱり、植物についての知識をちゃんと勉強するべきだった。そうすれば車窓から見える景色ももっと面白く感じるだろうに
・種類や植生なんかも
15:30 津和野駅着。観光案内所にて
・とりあえずこの近辺で見てまわるようなもの、面白そうなものについて聞いておく
・ついでに地図とパンフレットなどもゲット
・合わせて名物は「うずめ飯」というものらしい
・当てもなかったので宿を紹介してもらう
・のれん宿 明月
・このタイミングでちょうど空室がなくなったっぽい。ギリギリなタイミング
・今日の夜、神楽をやっているらしい。チケットは宿で買えるとのこと
・まったく予定していなかったけど、これもナイスタイミング
津和野町にて
・今日はもう夕方近いので、町を簡単に一巡りしてから宿へ
・街全体は予想通りかなり狭く十分徒歩で回れる範囲
・ただし、観光地系では少し離れたところに分散していたりするので要確認
・メインストリート沿い以外の普通の家もそれなりに風格というか古風が漂っている
町のメインストリート
・津和野の町のメインストリートは、町屋敷のあった「本町通り」と武家屋敷のあった「殿町通り」
・2本は別の道というわけではなく、一本の道が途中から名前が変わるようになっている
・2本合わせても1km無いくらいの短い直線道
・メインストリートには意外と観光客がいてびっくりする
・主にガイドを交えたツアー客、老夫婦、小さい子供連れの親子などが目に付く
本町通り
・もともと商業地区だったようで、現在も酒屋やおみやげ屋など商売のお店が多い。
・白壁の町並み風
殿町通り
・武家屋敷が並んでいたところのようで、現在も藩校跡や役所などの施設系が多い。
・津和野で有名な道の左右の堀に鯉が泳いでいるのは、この殿町通り
養老館
津和野藩の藩校。中には民俗資料館と「森鷗外の遺言」が刻まれた碑がある
・文化人として、軍人として活躍した津和野出身の森鷗外。その栄達を脇においた遺言の「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス 」という文が中々に気になる。
・森鷗外の「ヰタ・セクスアリス」からの引用が目に付く。以前一応読んだけど、再読すべきだろうか
民俗資料館
・金250円なり
・特に方向性もなく、昔のものを集めたという感じの施設で、特に見るものはなし。
のれん宿 明月にて
・メインストリートからちょっと脇道に入った目立たない場所にある老舗旅館(らしい)
・晩飯、朝食付き
・金12,600円なり
・宿の人に神楽に行きたい旨を伝えたところ20時からとのこと
・一先ず晩御飯を18時からとして、一風呂浴びてから神楽に行くことに
・晩酌に日本酒を少々。あまり飲み過ぎないように
・宿の人達は、気安く話しかけてくれたり応対してくれるのでかなり居心地良く過ごせる宿だった
・15時頃の当日予約でも晩飯を用意してくれるなど、かなり良くしてくれる
・風呂は残念ながら温泉ではないらしい。あと狭い
・お茶は、「まめ茶」と「ざら茶」というものがあるらしい
・宿にて翌日の行程を考える
・今日はメインストリートを回ったので、ざっくり大回りして津和野を一周しようと思う
津和野夜神楽
・正式なイベント名は夜神楽 津和野 ~須佐之男が誘う夜神楽ロングラン公演~。
・どうやら毎週土曜日に近くの体育館で保存会が交代で神楽を公演しているらしい
・今回の担当は、石見神楽保存会 日原社中の方々だった
・金500円なり
・津和野市民センター 20:00開演、21:30終演
・小さなイベントかと思っていたけど、近所の人から観光客まで最終的に50人以上いたように思う
・演目は「道返し(ちがえし)」、「大蛇(おろち)」。どうやら「大蛇」の他一本はランダムらしい
・せまい体育館のステージならが、大蛇4匹のダイナミックな動きや客席からの登場、煙幕などギミック盛り沢山の演劇に
・入場時に簡単なパンフレットと前説で、あらすじを紹介してくれる、なんとなく話の筋道が分かっていて見やすい
・セリフも擬古文的だけどちゃんと聞き取れるレベル
・ただし、お面の都合で声がこもっている役者さんだと聞き取れないのが残念
・全体的に見ているとマイクなどの音響系の調整に色々と苦労していたみたい
・最後に抽選会がありストラップなどをプレゼントしていたけど、残念ながら外れました
・ちなみに、8/15(月)の夜には、花火大会と数時間ものの神楽が予定されていたらしけど、タイミングが合わずに残念
神楽を初めて見て
・もっととっつきにくいようなイメージを持っていたけど、かなり面白かった
・ここまでダイナミックなものだとは思ってなかった
・どこかで機会があれば、是非また見てみたい
・海外にも進出していけば面白いのかもしれない。
「道返し」のあらすじ
常陸の国に住む武甕槌神は、世界を股にかけて荒れ狂う大悪鬼が日本にやってきたので、これを迎え撃ち降参させ、食料の多い九州高千穂に追放し、九州の農業の振興を計らせたといわれ、後に食物の神として祀られました。
「大蛇」のあらすじ
石見神楽を代表する演目。高天が原を追われた須佐之男命は中国大陸を徘徊した後、出雲の国、斐の川にさしかかると、河口で箸の流れてくるのを見て、川上に人が住んでいることを知ります。川上に上がってみるとそこに老夫婦と娘が嘆き悲しんでおります。
命がたずねると、この奥山に大蛇が住み、毎年出てきて娘をさらってゆき、8人のうち1人だけ残りました。
そこで命は、大蛇に毒酒を飲ませて退治します。
このとき、大蛇の尾から出てきた一振りの刀を天叢雲剣と名づけ、天照大御神に捧げ、のちに草なぎの剣と改名され、三種の神器の一つとなりました。
助けられた娘、櫛稲田姫は須佐之男命と結婚し、地方の産業治水に努力されました。
その他の演目
・天神
・塵輪(じんりん)
・頼政
・八幡
・恵比寿
・羯鼓(かっこ)
・十羅(じゅうら)
二日目へ続く
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