NASを新調しようとブラックフライデーを見てたけどRaspberryPi5で自作した話
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手持ちのNASに対する不満が爆発して、ラズパイでNASを作った。結果的に速度は10倍くらいになったし、可用性も上がったのではないかな。家に余ってたものを組み合わせてできたので手出しもなかったので良かった良かった。
使っていたNASが使いづらかった
今まで使っていたのはBUFFALO の LinkStation LS220D。なんかのセールのときに買って、それなりに使っていたんだけど、まったくもって微妙な感じが終始拭えなかった。
そもそも転送速度が遅い。最初はWi-Fi経由 経由で使っていたのでそんなもんかなと思ったけど、有線LANに切り替えても15MB/sくらいしか出ていない。なにをするにしてもとろい。
あと、あわよくばSSHで接続できるようにして簡単な定時タスクくらいできればと思ったけど、SSHもできない。コンパネもなんかよくわからなくて使いづらい。
NASを新調しようと思ったけど、それラズパイでよくね?
っという状況がずっとあって、買い替えたいなぁと思ってAmazonのブラックフライデーを見ていたんだけど、そこでふと気がついた。部屋に転がっているRaspberry Pi5にSMB乗っけてNASにするほうが速いのでは?
ということで、LS220Dに積んであったHDDを引っこ抜いて、同じく転がっていた玄人志向の2台同時接続できるお立ち台 KURO-DACHI/CLONE/CRU3 にぶっ刺す。そしてSMBをインストールしたラズパイに接続。あっという間にお手軽NASが出来上がり。速度を測ると120MB/sくらい出ているので、ざっと10倍くらいにはなった。もっと早くしておけばよかった。
RAIDって痛い目見てからが本番だよね
ちなみに、自分は昔、RAIDで痛い目を見ているのでRAIDはあまり信用していない。ので、2台のHDDは単純にマスターとスレーブ、っと、今はそう言わないんだっけ。プライマリーとセカンダリーに分けてるだけ。 正確に言うとセカンダリーは日時でプライマリーをフルバックアップしているので、マスターとバックアップかな。
どちらも単独で成立しているので、片方が壊れたら、もう片方をメインにして、予備を準備するだけで復帰可能。2つのHDDの容量も製品も合わせる必要がない。NASやめたくなったら引っこ抜いてPCに直接接続してもいい。
後片付けは大事です
ただ、問題はお立ち台そのままなので、何某かのケース?箱?見たいなものがあったほうがいい気がしている。百均でかごを探してきてしまうか。
あとは、今までローカルのWindows上で動かしていた各種Dockerもラズパイへ移行。ちょっとスペック的な不安もあるけど、PCが立ち上がっていないときでもなにかを実行できるというのは素晴らしいのではないだろうか。
そんなこんなでラズパイでNASを作って動かして暫く経つのだけど、恐ろしいことに今回作ったNASセットはまだ机の上にあるのです…。いや、机の上が狭くて不便だから早くしまっておきたいんだけど、なんか作ったらそこで満足しちゃって、いまだに出しっぱなしになっている。
駄目だこいつ…早く何とかしないと…。