最近、若干話題になった「「低所得者は食事を見直して」 厚労省のコメントが、”現代のマリー・アントワネット”との声も」ってな記事について。
厚生労働省は「所得が低い人は栄養バランスのよい食事をとる余裕がなくなっているのではないか。食事の内容を見直すなど健康への関心を高めてほしい」と話しています。
色んな切り口があるなかで、要点としては「金がなくても、ちゃんとバランスの取れた飯食えよ」って話でそれはそれはありがたい話。で、それを聞いた人たちが、金がないのにろくなもん食えっかよ的なリアクションをし、マリー・アントワネットの再来的なノリで捉えられてしまうらしい。まぁ、他人事ならいくらでも「厚労省はわかってねぇな、ばーか」とは言ってても良いんだろうけど、なにせ自分のことなので今ある現実どうにかしないといけない。
そもそもおっしゃることはその通りで、バランスの取れた温かい食事は大切。とは言っても先立つものもなければ食べられるものも限られていく。じゃぁ、それに対してどうすればよいのかという界隈の話をピックアップしてここにまとめておく。
食べ物によって体調だけではなく、メンタルも影響を受けていくって話は身につまされることが多い。確かに気がつかない。
食べることは命そのもの。なので、気力体力共になくて食べることが面倒になったり、諦めてしまったりするとさらに生命力が落ちて、どんどん体調が悪化し、メンタルもボロボロになっていくんだけど、この「ボロボロ」状態が「食べていない」ことが原因で起きていることに気づかないヒトが多いんだよね。
温かい食事を取ること、バランスなんか糞食らえだけど、最低限そこから持ち直していこうと言う「#養生サバイバル」の考えかたは大切。一足飛びに食生活は改善しない。少しずつステップアップするしか無い。
#養生サバイバル は、お金がなくても、長時間労働でも、とにかく人間の尊厳を損なわない食事を食べて、そこからステップを踏んで、季節の養生に至るまで人生をサバイバルしていくためのハッシュタグです。
一番大変なStep1をざっとまとめました。包丁・鍋使用なし。ハサミあり。お湯がある・電子レンジがあるがギリ。それすらないことも想定。野菜を買うと必ず余って腐る。冷蔵庫はあるが、冷凍庫は小さくて保存のために冷凍は不能、
備え付けコンロは電熱、一個口。気力体力ゼロ。予算は1日500円。
より具体的な食材、食べ方についてまとめ。
低所得者だって健康になりたいですよね。毎日カップラーメンやジャンクフードを食べる生活から、脱出しましょう!不眠や仕事でのミスは、実は栄養不足や不摂生が原因かもしれませんよ!健康になれば、所得だって増えるかも?!